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イ・ヨンフン教授の学説は韓国人の「解毒剤」(再掲)

※この記事は2013.4.19投稿の再掲です。

イ・ヨンフン教授の『大韓民国物語』を読んで
 
 
この本の著者であるイ・ヨンフン教授について話すなら、多くの人は、まず挺身隊のおばあさんに膝まづいて謝る場面が頭の中に浮び上がるだろう。その時は、私も、一体あの教授はなぜああいうことになったのだろうかという気遣い半分と怒り半分でニュースを見ていた記憶が思い出される。もちろんそれだけではない。その後にも、イ・ヨンフン教授は多くの論議と紛争を起こした。4.19に対して革命ではなく学生運動あるいは義挙だと表現したとして、論文発表の会場に乱入した4.19団体から集団で暴行を受けたこともあった。 この教授は果たしてどんな人なのか? 集団で暴行されて膝まづいての謝罪を強要されなければならない、李完用のような人なのであろうか?それとも、学問的良心と真の真実を探すために平坦の道を離れていばらの道を行く一人の歴史家なのだろうか?
 
この本は、そのような誤った誤解を解いて、さらにもう一歩進んで、我が国民の大多数が病的に執着する実体の無い「民族」という単語と、その民族という言葉の下に歪曲されてねじ曲がった私たちの歴史を正しく知らせるために色々な歴史家が集まって作った『解放前後史の再認識』という本を、著者が今まで行って来た近現代史の講義とともに項目を編集して読みやすくて簡潔に編み出した国民向けの学習書だ。また、かなり以前に親北韓・左派指向の社会主義学者が大韓民国の近現代史をまるごとひっくり返して歪曲するために出した『解放前後史の認識』という毒劇物を解毒させるための解毒剤の役割も兼ねている。
 
まずは、最初のページから私たちの国民多数が苛立つ話から始まる。つまり、「民族」という単語の由来とその虚構性に関してだ。恐らく、全教組によって歪んで過激化した民族主義教育を受けた最近の若い世代には腹が痛く頭にくる内容であることは明らかだが、本来「苦い薬が体に良い」という言葉もあるように、真実はいつも苦いものだ。時には反日感情を起こす動機になり、時には親北韓・左派が金氏王朝を擁護して私たち国民を煽動しながら反米感情を呼び起こす時にも使う「民族」というこの単語が、皮肉にも日本から渡って来た単語だということを私たち国民の中で知っている人はきわめて珍しい。いや、ほとんどいないと言ってもいいだろう。 日帝時代以前まで、私たちには「民族」という概念が無かった。 その上、民族に代わる「キョレ」という言葉さえも、現代に入ってハングル学者チェ・ヒョンベ先生が外来語に対抗して古代から一つの家族構成員を称した「キョレプチ」(縁つながり)という言葉から取ってきた単語にすぎないという事実だ。例として、朝鮮時代は王が国の唯一の主人である徹底した身分制で、両班(ヤンパン)はその中心に君臨し、下層民はまともな人間的扱いを受けることができなかった。 果たして、このような状況で、王と両班が賎民層に対して「お前たちは我々と同じ一つの民族であり縁者である」と考える概念が存在することができただろうか?
 
通説的な歴史に対するこの本の知識的衝撃は、ただそれだけではない。今でも報道機関と大韓民国国民において定説となっている日帝収奪論も、解放以後の政権の流れに一役買おうと考えた歴史家が作り出した虚構だということと、著者を膝まづかせた挺身隊問題に対する誤った偏見と誤解、そして親北左派があれほどに非難して歪曲して引き降ろそうとした大韓民国政府の誕生過程と6.25韓国動乱の因果性等々、色々な事実の上に言及した『解放前後史の再認識』という本によるそれぞれの実証資料を提示しながら、私たちの頭の中に深く根付いた知識的毒劇物を次々と解毒させてくれる。
 
  私は、この本を読みながら、今まで我が国の近現代史がどれくらい歪曲されたのか、果たして我が国が日本の歴史歪曲に対して罵る資格があるのか、我が国が日本に大声を上げるほどのものなのか問わざるを得なくなり、今までそのような歴史に振り回されてきた過去の私自身が嘆かわしかった。そして、このような歴史歪曲に加担した親北左派勢力は言うに及ばず、政権の流れに便乗した数多くの偽善的な歴史家らと学界とマスコミは後世に歴史の峻厳な審判を受けなければならないということが当然であり、このように一度国民の頭の中に根付いた知識的毒劇物を浄化するために、今後もまたどれくらい天文学的な物的、人的、時間的力量が消費されなければならないだろうかと想像するだけでも頭が痛くなるほどであった。一体、どこから手を付ければこの歪んだ流れを正すことができるだろうか? また、今でも現在進行形で続いているこのような流れはどのようにすれば修正すことができるだろうか?
 
著者が言及するように、今の大韓民国は歴史のために疲弊している。あるべき場所に無い物がいつか大きい困難な状況を起こすように、正しく伝えられなかった歴史は国を混乱に陥れ、国民を分裂させる。イ・ヨンフン教授はいばらの道を選んだ。事実がない歴史、煽動による歴史、恣意的に操作した歴史、大勢に合わせていく歴史を捨て、彼は狭い門を選んだ。広い門は入るのは容易に見えるがその終わりは滅亡に達し、それに比べて狭い門を入ることは難しくてつらいが、その終わりは目映い光と歓喜が待っている。正しくなされた大韓民国の歴史のための彼のいばらの道に明るい光が射し、全ての国民が彼の労苦を認めるその日のために、イ・ヨンフン教授に大きな拍手を送りたい。
 
 
 
<コメント> 
上の文は、たまたま見た韓国人の一個人のブログにあったもので、今年3月15日付けの記事です。イ・ヨンフン教授の説は韓国内で一定の支持を得ているわけですが、上の文は、そういうイ・ヨンフン教授の説を支持する人たちの見方をある程度代表しているように思えたので紹介しました。ともかく、韓国内にはこういうふうに見ている人もいることはいる、ってわけです。
「全ての国民が彼の労苦を認めるその日のために」というのは無理な話でも、少なくとも、多数派ではなくてもいいから、ネツト上でイ・ヨンフン教授の説を支持する主張が頻繁に見られるような状況くらいには早くなってほしいものだと思いますね。
 
しかし、イ・ヨンフン教授の学説が「解毒剤」とは、うまい言い方です。イ・ヨンフン教授の学説は、「日本が悪い、日本が悪い」と言い続けずにいられない(しかし言ってもどうにもならない)屈折し歪んだ歴史観に疲れた韓国人たちの感情を癒し、人が本当の意味で持つ必要がある健全な自信あるいは自己肯定感を与えるものです。上の文の筆者はそれを実感したようですが、言われて見れば、確かに「解毒剤」は当たっています。そして、その「解毒剤」はじわじわと効きつつある、かな?
 
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イ・ヨンフン教授 政府傘下のフォーラムの長に

国民大統合委員会「和合・共生フォーラム」スタート
委員長にイ・ヨンフン教授
 
2016.02.26 アジア経済
 
 
[アジア経済シン・ポムス記者]大統領直属の国民大統合委員会は、社会葛藤の管理と国民統合の方案を議論するために「和合と共生フォーラム」を発足させる。委員会は、26日、このように明らかにし、イ・ヨンフンソウル大学経済学部教授(フォーラム委員長)、アン・ジェウク慶煕大学経済学科教授、パク・チュビョン韓国経済新聞経済教育研究所長など学者、専門家、マスコミ界の要人33人の委員を委嘱した。フォーラムは、今後、階層と世代、理念と地域和合など4つの分科に分かれて国民統合のための公聴会と各種支援事業などの活動を展開する予定だ。



<コメント>
 イ・ヨンフン教授はとうとう政府傘下機関の一部門の長を務めるまでになったということか。韓国社会の状況はいろいろと問題が多すぎるので、いい成果が現れるかどうかは分からないが、教授の信念を強く打ち出してもらいたいものです。




イ・ヨンフン教授の安倍談話評(2)

「韓国人たちよ、あなたたちは何者か?」
 
[精密分析] 安倍総理の「戦後70年談話」と朴槿恵大統領の光復節慶祝辞

イ・ヨンフン ソウル大学経済学部教授
2015.09.02 未来韓国

(後半)


朴槿恵大統領の演説:夢幻の当惑感
私は、大統領と彼女の参謀たちが安倍談話をどれほど真剣に読んだのか、その複雑に流れる文脈の中で韓国に向かって投げるメッセージを正しく探したのか、それ相応の知力を備えているのか疑わしく思う。朴槿恵大統領の演説を繰り返して読んだ私の感想は、一言で言えば夢幻の当惑感だ。大統領の演説は、夢の中をさ迷うように過去70年の韓国史を回顧した。大統領は「70年前の今日、我が民族は独立に向けた熱望と献身的闘争でついに祖国の光復を成し遂げました。」と宣言した。永い歳月、毎年繰り返されて来たこのような光復節の祝辞は、残念ながら事実ではない。私は歴史の学徒としてその点を率直に指摘せざるを得ない。
大韓帝国の崩壊と同様に、大韓民国の成立も国際的協議の過程によるものだ。第二次世界大戦に巻き込まれた米国は、19418月、大西洋宣言を通じて戦争終結後に後進民族が強奪された主権と自治を回復する新しい世界秩序の構想を明らかにした。1942年には韓国を日本から分離させる方針を定めて、これを194312月のカイロ宣言で明らかにした。このような米国の選択は、フィリピンの独立方針と密接な関連がある。換言すれば、米国の韓国方針は米国がフィリピンを、日本は韓国を領有するという1905年になされた両国の密約を破棄したことに他ならない。このような米国の戦後処理方針に、韓国人らが有効な影響を及ぼした証拠はまだ発見されていない。

その戦後処理のために、アメリカの若者10万人が太平洋で死んだ。300万の日本人が彼の帝国を守って死んだ。日本の領土として支配されていた韓国では23万人の若者たちが軍人と軍属として徴発され、そのうちの22000人が太平洋で日本人と共に死んだ。そのような理由から、1951年の48の連合国と日本の講和条約で韓国は連合国の一員として招待されることはできなかった。

カイロ宣言は、世界大戦が終わった後、モスクワ会談、米ソ共同委員会、韓国問題の国連移管という国際的協議過程につながった。その結果、1948年に韓半島南部に大韓民国が建国された。以後も国際社会はこの新生国の主権の是非を論じたが、その最後の国際的協議が1954年のジュネーブ会談だ。韓国の外交官たちがその会談に出て行って大韓民国を取り消そうという中国、北韓、インドなどの攻勢を防御できたのは、以前の3年間の戦争でアメリカの若者36,574人がこの土地で死んだおかげだった。 さらに加えることも引くこともなしに、大韓民国は帝国主義体制に代わった米国の戦後処理方針とその実践の過程で生まれた国だ。私が大統領の演説が夢の中をさ迷うようだといったのは、この国の成立をめぐるこのような国際政治の歴史についてただ一言の言及もないからだ。あたかも韓国の独立活動家たちが雄壮な軍勢を率いて豆満江を越えて日本軍を追い出したように語っている。


北韓の金氏王朝は歴史をそのように記述している。率直に言って、私たちの大統領の演説で明らかになった歴史認識と金氏王朝の偽善的な歴史記述はその距離が遠くない。大統領は、当然、この国を独立させて防御した米国に対して韓国人の代わりに感謝を伝えなければならなかった。安倍総理が日本の誤りを許した連合国に感謝を伝えた以上に深い感謝を伝えなければならなかった。私は、パク・クネ大統領の演説を読んだ米国の指導者たちが冷笑と軽蔑のまなざしで韓半島を凝視するかも知れないと心配する。誠意をつくして感謝できる時、歴史の願望は恩恵に変わる。日本とあれほど激しく戦った米国のホワイトハウスが安倍談話を肯定したのを見よ。明確に米国の責任を指摘しているにもかかわらず、それを笑って受け入れたのだ。それが政治の役割であり美徳だ。

 
「漢江の奇跡」が可能だった理由
パククネ大統領の演は、大韓民を成立させた解放後3年間の国内政治にして激しい混を表わしている。大統領は、今日は「祖の光復」を成し遂げた70年であり「建国」または「政府樹立」を成し遂げて67年と述べた。光復とは何で建国とは何か。私は、本紙505載した文で、光復と建は同語反復であることを指摘した。 一つのがその最大の祝日を記念しながらこのような形の混を表わすというのは、この上なく恥ずかしいことだ。
70年前のその日はアメリカによってなされた解放の日だ。それから3年間、韓人はどんな家を建てるのかをめぐって色な形に分かれて激烈に立した。
「自由民主主義でを建てなければならない。 共産主義で行くことは、そうなる危が大きい左右合作は、この民族を再びけ出すことのできないどん底に落とすようなものだ。」
 そういう叫びで反共の砦を構築して大衆のまごつく心を引き付けて、結局このを建てた人は李承晩初代大統領だ。 彼のい洞察力と志が無かったとすれば、多分大韓民はその誕生の声を上げることはできなかっただろう。後代の大統領は、67年前の建国という事件を回顧して、初代大統領の美しい功績をえるべきであった。 それがやはり民のれたを引き締める近道だ。

大統領がこのが去る世代に成し遂げた経済的成功を「漢江(ハンガン)の奇跡」と称賛したのも適切ではない。低成長の傾向がすでに10年を超えているから、というのではない。密に言って、自然や史において奇跡はない。経済成長の基礎的件という市場経済制度は日政期にかけて整備された。解放後、分戦争でバラバラとなった経済を起こしたのはアメリカの援助だった。1967年まで軍事援助を含めておよそ100億ドルの援助が供された。それを通じて食糧、肥料、精油、綿紡織などの基礎工業が1960年代前半までに建設された。1950年代には民に育熱風が吹いた。
1965年、反日民族感情の大きな障壁を越えて、日本と交正常化がなされた。以後の韓、アメリカ、日本を連結した素材、部品、市場の際的連は、韓国経済の高度成長を支えた最も重要な件だった。後進経済がやがて直面することになる技術開の隘路を韓国経済が免れることができたのは、容易に高級素材、部品、機械を輸入できる隣国があったためだ。
その隣国果は今でも同じだ。今日の韓国経済が享受する300億ドルの貿易字は200億ドルに達する日赤字に基づいたものだ。大統領は「漢江の奇跡」を開途上科書として称賛する前に、それを可能にした外の件と史にして謙に感謝の持ちを表わさなければならなかった。
韓国の歴史的アイデンティティは何か。私たちにとって100年前の朝鮮王朝とは何か。中華帝国の藩屏として存在したその国が無理に外勢を引き込んで社稷を保とうとした時、東アジアの歴史はどれほど不幸になったのか。それに対する韓国人の責任はないのか。
 
韓国人の責任は無いのか?
人は誰でも、自分なりの個性的記憶として存在する。人々が互いに独立的であるのは、互いに違う記憶と解釈を尊重するからだ。激動の歴史に対する国ごとの記憶はそれぞれの境遇が異なるから決して同じであるはずがない。和やかな顔で互いの記憶を尊重し、視線を共に未来に合わせなければならない。歴史の解釈を巡って争う外交ほど愚かなこともない。それは、ある象徴だけで統合が可能な部族社会に固有なものだ。自由と独立の人間にとって、歴史とは人間の賢明さや愚かさ、勇気と卑怯さを学ぶ省察としてあるだけだ
 安倍談話の一節を借りれば、歴史は実に取り返しのつかないその時代人の苛烈な選択だった。韓国はまだ部族社会なのか、あるいは自由、民主主義、人権の基本的価値が尊重される社会なのか。安倍談話げかけるいにえる




<コメント>
 さすがにイ・ヨンフン教授で、見事な分析かつ指摘だと思う。

 何度も言って来たことですが、ニュー・ライトの人々の思考には「自省」と「バランス」があります。「日本が悪い!」、「アベが悪い!」とわめいていても自国の問題解決のためには何にもならないことを良く分かっているのでしょう。というか、それは当たり前のことではあるのですが、当たり前のことが当たり前ではない韓国においては、こういう論説は大いに必要なものです。








 



イ・ヨンフン教授の安倍談話評(1)

「韓国人たちよ、あなたたちは何者か?」
 
[精密分析] 安倍総理の「戦後70年談話」と朴槿恵大統領の光復節慶祝辞
 
 
イ・ヨンフン ソウル大学経済学部教授
2015.09.02 未来韓国
 
 

「韓国政府の甘えは、これ以上受け入れない。私たち日本の去る20世紀の歴史に対する理解はこのとおりだ。君たちの歴史的アイデンティティは何なのか。果たして私たちと同じように自由、民主主義、人権の基本的価値を共有する国なのか。」

歴史の解釈をめぐって争う外交ほど愚かなこともない。歴史は決して元に戻すことのできないその時代の人々の苛烈な選択だ。
 
去る814日、日本の安倍晋三総理が発表した「戦後70年談話」は韓国政府と韓国人に問うている。
「あなたたちは何者か。」

安倍談話を何回も精読した結果、私はこうした質問に辿り着いた。安倍談話は、形式上1995年の村山談話、2005年の小泉談話を継承している。単語の駆使とか文章の流れで以前の談話を底本としている。ところが三倍も長くなった談話のあちこちで以前の談話の重要部分を取り消している。
安倍談話は19世紀の帝国主義時代に対する回顧から始まる。西洋は圧倒的技術力と軍事力で全世界を植民地として分割した。植民地化の危機感から、日本はアジアで唯一立憲政治を立てて独立を保つことに成功した。露日戦争で日本が勝利したことはアジアとアフリカの人民に勇気を与えた。
このように、安倍談話は日本の韓国併合を歴史の避けられない選択だったと正当化している。露日戦争後、日本はロシアと英国から韓国に対する宗主権を認められた。米国は、日本がフィリピンに攻撃行為をしないという条件で日本の韓国に対する権利を了解した。このように、日本の韓国併合は帝国主義列強の共助体制においてなされた。安倍談話はその点を想起させることによって、韓国併合に米国を始めとする列国の責任もあると指摘している。

安倍談話が認める日本の誤りは、1930年代からの事変、侵略、戦争だ。 満州事変(1931)、中日戦争(1937)、太平洋戦争(1941)をいう。第1次世界大戦以後、国際連盟の創設を通じて戦争を犯罪視する新しい国際潮流が現れた。 日本はそういう国際潮流に逆らって、力で自国に有利な国際秩序を作ろうとした。その点が誤りだった。ところが、日本を苦境に追い込んだのは、大恐慌以後の列強のブロック化政策だった。安倍談話はそれに対する指摘を逃さないことによって、日本の誤りには列強の責任もあることを喚起している。

戦争は数百万の罪のない人の生命と幸福を破壊した。安倍談話は、戦場で散華した日本の軍人、戦火に巻き込まれた民間人の犠牲、敗戦後の帰還者の苦痛、日本と敵になって激しく戦ったアメリカ、オーストラリア、欧米諸国の軍人、苛酷に扱われた戦争捕虜の痛み、人格と名誉に大きな傷が加えられた女性に対して、胸の熱くなる哀悼を表わす。
 

「連合国の寛大さ」に対する感謝の言葉

談話は非常に流暢な文章だ。そして、日本の誤りを許して国際社会への復帰を支援した連合国の寛大さということに対して感謝の意を伝える。戦後70年の日本は、平和国家として武力で国際紛争を解決してはいけないという原則を堅持してきた。 植民地支配とは永遠の別れを告げて、全ての民族が自決の権利を持つ世界を指向した。こうした戦後70年に誇りを感じる。 今後もその点を不動の方針として守り、日本は平和の国際秩序、女性の人権保護、自由な国際経済、開発途上国支援に基礎を置く世界を建設して行くことに寄与して行くだろう。以上が安倍談話の要旨だ。

結果的に、安倍談話は1995年の村山談話が明らかにした「植民地支配と侵略」に対する「痛切な反省」を取り消したわけだ。 形式的には以前の政府の談話を継承するというが、内容では以前の談話を棄却した。それかあらぬか、日本政府外務省のホームページは、アジアの歴史問題に関するこれまでの立場を下ろして、総理談話に基づいた改正作業を進行中だと告示した。
 
安倍は、1910年の韓国併合は日本が謝る問題ではないことを明確にした。安倍談話の最後の文章は、私の頭を鈍器で打つようだった。日本は自由、民主主義、人権という基本的価値を共有する国と手を握って平和と繁栄の世界を建設して行くという内容だ。それ以前に、日本政府は、韓国を自由、民主主義、人権という基本的価値を共有する国の名簿から除外した。
「韓国政府の甘えはこれ以上受け入れない。私たち日本の20世紀の歴史に対する理解はこのとおりだ。君たちの歴史的アイデンティティは何なのか。果たして私たちとともに自由、民主主義、人権の基本的価値を共有する国なのか。」 韓国人の肺腑を抉るような本質的な質問だ。

安倍談話のすぐ次の日、朴槿恵大統領の光復70年演説があった。そこで大統領が安倍談話に批判的に言及したのは適切ではなかった。談話文を正確に読んで以前の談話との連続と断絶を理解し、専門家の意見を聴取して、新しい談話に含まれた複層の示唆を総合的に把握するには少なくとも何日かが必要だ。だが、大統領は待っていたとばかりに一日で感情的かつ不正確なコメントを発した。
安倍談話を指して「生きている証人がいるのに歴史を隠す」と批判したのは、一国の元首が口にするにはあまりに感情的な修辞であった。残念ながら、歴代総理の談話を継承していて幸いだ、という趣旨の発言は誤読だ。




(続く)

イ・ヨンフン教授の対談/「韓国号」の航路 2

[大韓民国号70周年] 進歩―保守知識人が提示する「韓国号」の航路

新東亜 2015-01-23

(続き)

「自立経済」は脱皮しなければ
 
司会:国家間関係がネットワーク化した時代です。そのような次元から見ても、今後の私たちは何を未来の糧とするのかが大きい課題です。
 
イ・ヨンフン:総合的な診断と方向の提示が何より重要です。製造業について見ると、過去20年間で従業員300人以上の大企業が1300から600へと半分以上減りました。代わりに小企業と小商工人の数は爆発的に増えました。現在の全体経済活動人口の50%と全体事業体の66%が製造業に従事しています。特に期間制・日雇い勤労者が全体の3分の2以上です。大企業は全体従業員の4分の3が正規職、4分の1が日雇い・期間制です。ところが、国の稼ぎである輸出はほとんど大企業がします。中小企業の輸出比重は、2013年統計によれば17%にとどまります。それでも大企業をしきりに規制します。そうした中で国内市場だけをめぐって角逐する小企業が雨後の筍のように生まれて、質の低い雇用、貧困、失業の温床を形成するのです。
最も至急なことは、経済のコンセプトを変えることです。さっきの安教授のお言葉のとおり、韓国人ならば英語はもちろん、中国語、日本語程度は自由に駆使する国際化した人間にならなければなりません。自立的国家経済という朴正熙大統領の時期に作られた枠組みから抜け出さなければなりません。今、どこの先進強国が自立的国家経済などと叫ぶでしょうか。
国際社会に適応可能な後世代を育てなければなりません。心の門をぱっと開いて、中国や日本に行って就職して、同時に中国・日本の企業も入って来いと言う、韓国を自由な国際地域にしなければなりません。脱規制してベルギー、オランダ、ルクセンブルクのようにきらりと光る、開放化・国際化・先進化した人間が生きる社会に変えなければならないですね。そうしてこそ、この狭い国内市場で四苦八苦している企業の息の根も回復します。そういうふうに国内の矛盾を外部化しなければなりません。
 
アン・ギョンファン:全面的に同意します。朴正熙大統領の時期には韓国、北韓の全ての指標水準が似ていました。北韓が少し良かったりもしましたよ。ところが今はもう韓国・北韓は比較になりません。最も大きい理由は何でしょうか。北韓が守ってきた自立経済のためでしょう。大韓民国は国際社会の成功モデルです。
ですが、今後がさらに重要です。長所短所はありますが、私たちは歴史的に中国という巨大な国の影響を受けて生きてきました。今後は私たち国民の90%の日常が中国の直接・間接的影響を受けるものと見ます。防いでも仕方がありません。だから、残りの10%に属する人々は、中国に対する比較優位を最大化する努力をしなければなりません。少なくとも経済だけは。 韓国の大卒者が他の国に行って就職できてこそ国際競争力を持てると見られないですか?そのような後世代が多くならなければならず、またそうなるように積極的に推奨しなければなりません。
 

独立精神を教えない教育
 
イ・ヨンフン:経済民主化、同伴成長、 もちろんしなければならないですね。ですが、今は市場環境がそうではありません。真の同伴成長は197090年代初期までは可能でした。大企業がうまくやれば中小企業もそれに伴って成長しました。そうするうちに技術体系と市場環境が変わり、大企業・中小企業の下請け関係は一時69%まで上がって今は40%台まで落ちました。今は大企業は大企業として、中小企業は中小企業として、別に動きます。 両者は市場と技術体系が違います。それで連携成長をしようとしてもできない状況なのに大企業の利潤をどのようにもう少し社会政策的に多く取り出して中小企業に回そうかとするのですが、それは市場原理に合いません。
経済民主化とか同伴成長とかいうもの自体が、自立的国家経済の発想から出て来たものです。単に国境の内側でどのようにすれば多くの人が平等で調和して生きることができるかという狭い考えから始まったものでしょう。今は国境の外に出て行く人は飛び出さなければなりません。安教授のお言葉のように国際的教養水準を持った中産層を備えた国、それが先進国です。
 
司会:両極化が行くところまで行ったような現状です。社会の各分野があたかも両極端に向かって正反対の方向に走る暴走機関車のようです。どこから手をつけるべきでしょうか。
 
イ・ヨンフン:たとえば、非正規職の問題は決して大企業の問題ではありません。中小企業の問題でしょう。 中小企業は正規職でも平均勤続年数が35年に過ぎません。なぜ韓国の事業主と従業員の関係はこのように低信頼関係なのかを見なければなりません。青年の失業も過去2030年の間の国家経営システムが誤っていて発生したのです。主な理由は就職準備のためでしょう。誰もが全体就業者の10%にしかならない大企業社員か公務員になろうとするのでそうなります。「公試族」だけで50万人、「サムスン公試族」だけで40万人です。これは価値構造の問題です。 反面、中小企業は熟練した人材が不足だといって大騒ぎです。 実業系の高等学校に行く優秀な生徒たちがいないから当然です。
健全な国家経営システムがないですよ。教育が誤っているからなのです。教育というのは既成世代が次世代にどんな価値観を付与するかという過程なのに、果たして何を付与するのかということでしょう。「国民の幸福」を唱えるパク大統領が「夢と希望を生かす教育」をしようと言いました。それぞれが素質に合わせて夢を成就して、その次には一人だけいい暮らしをするのでなく人にも配慮しよう、そういう話をします。ところが、自らの力で独立して暮らさなければならないということは教えないのです。だから独立精神がないです。独立精神の基礎は自由です。
韓国の教育界を私は「キョピア」(翻訳者推測:教ピア?)と呼ぶのですが、これだけ強い内輪のサークルを形成して既得権を享有する集団もないです。現行の教科課程は、どんな環境にも変化できる能力を備えた人、すなわちスーパーマンを育てようというものです。反面、心の平和を保って自分の力で暮らして地域社会を美しい共同体にしようという人生の価値は教えません。皆優秀な人になれと教えます。 国家が毎年必死になって狭い路地に数十万人の学生を追い詰める職務放棄と犯罪を犯しているのですよ。
 

学校教育―人格教育は分離しなければ
 
司会:教育はただそれ自体だけの問題ではないですが、今後、教育パラダイムはどのように変わるべきでしょうか。
 
アン・ギョンファン:学校教育と人格教育を分離しなければなりません。 現在の教育システム上、大学入試制度に関しては答えがないです。全ての父兄の利害関係が関わるからです。基本的に、金持ちの父兄が勉強をいっぱいさせて子供を出世させたいという欲望をどのように防ぎますか。
学校が序列化してスペックにより人生がほとんど決定される現実を改善しようとしても、細部の改変は可能かも知れないですが根本はまた再び戻って来ます。入試制度を変えても人の長い間の観念まで変わりはしないですね。 したがって心性に対する考察が先です。 長官のうちでも教育部の長官が最も大変だとのことです。 1年以上務めるのは難しい地位ですから。 多様な価値観が共存しなければならないのにトップクラスの何%かを中心に回る社会で、システム一つを変えたからといって教育問題が解決されることにはなりません。
 
イ・ヨンフン:現行の教育過程や教育理念には「民主市民」という大きな課題がみな入っています。しかし形式的であるだけで内容はありません。民主市民の基本徳性は自由、独立、自律です。既成世代がその点を新しく認識して教育理念として強化しなければなりません。外国では大学を卒業して家にじっとしていたら阿呆扱いをされます。韓国では三十歳、甚だしくは四十歳の時までも両親の下で一緒にかたまって生きていくのは、両親、子供の両方とも不幸なことでしょう。
 
司会:少子化・高齢化が深刻化しています。 国民年金の財源が2050年ごろには枯渇するという悲観的な展望も出ています。
 
イ・ヨンフン:今の身分制的な序列化した社会構造では少子化の風潮を避けることができません。それで短期的には解答はないと思います。長期的ビジョンと確固たる信念を持って一世代をかけて解決する問題でしょう。ただ短期的には外国人移民を多く受け入れる国際化政策を行うのも一方法でしょう。
 
アン・ギョンファン:同意します。若い親たちが出産を忌避する理由は、たいてい子供をエリート階層に育てられる可能性が低いためと違いますか?だから発想の転換をして、国民に子をもっと生めと言うだけではなく外国の人材を輸入しなければならないですね。我々は五千年の歴史に輝く単一民族だなどと言いますが、歴史的に見れば正しい言葉ではありません。家系図が家ごとにありますが、ある人が研究をしてみたら、自分の先祖が韓半島外から来たらしいという人が全体の27%なんです。韓国は本来から多民族国家です。国際社会でも強大国はほとんど多民族国家です。日本だけが唯一の例外でしょう。
韓国の移民政策はとても硬直しています。それで国内に入って来た外国人もしばらく留まってから本国に戻ることを当然視します。韓国で子供を出産してもそうです。しかし今はちがいます。ここで産まれた子供はいつでも暫定的に韓国市民になることができるという考えを持たなければなりません。 高齢化はちょっと違う問題ですが、状況が多少良い高齢者、例えば私のように年金を受けている者の恩恵をちょっと減らしても、より難しい境遇に置かれた高齢者に配慮しなければなりません。状況の良い高齢者は今まで社会的な恩恵をたくさん享受して来た人たちではないですか。
 
 
 
「統一大儲け」は物質主義指向
 
司会:光復70年は分断70年を意味したりもします。統一は大変重要な国家的懸案です。統一政策に対する見解はどうですか。
 
アン・ギョンファン:パク大統領が「統一は大儲け」と言いましたが、おそらく簡単明瞭な用語を選択しようとしてそういう言葉になったのでしょう。統一があたかも私たちに大きな利益を持たらすというふうに聞こえやすいです。期待しなかったロトのように。 物質主義的な語感が非常に濃厚な表現ですよね。私たちが主導する経済構図の下での統一を意味する用語だろうと思います。
統一の過程で重要なことは相互信頼の構築なのですが、どちらか一方が統一を主導して他の一方を二等市民として受け入れるという意図ならばとても危険な発想です。もしかしてそういうふうに統一がなされたとしても途方もない後遺症が残るし、国民の統合も難しくなります。
北韓の人権に関しても、北側が既に人権問題を認知するのに私たちが度々その点で政治的主導権を握ろうとすれば副作用が出るでしょう。脱北者に対してははるかに大きな関心を傾けなければなりません。私が国家人権委員会で経験したことですが、北韓の人権を叫ぶ人々は国内の脱北者の人権には関心がありません。北側に対する政治攻勢の手段として人権を指摘するのです。故郷を離れてきた彼らとどのように同じ市民として共生すべきかということにもっと気を遣わなければいけません。
 
イ・ヨンフン:「統一は大儲け」という言葉が持つ物質主義的指向を私も軽蔑します。「大儲け」というのは「興夫伝」に出てくる表現ではないですか。興夫が自らの努力で金持ちになったのではないです。図讖(占い)を信じて燕の力を借りて金持ちになったものですが、私はそのような「興夫伝」は徹底した物質主義として排撃します。韓国人の物質主義文化は以前にも克明に現れていましたね。「富者になってください」というあいさつ言葉までありましたよ。何でそのようなあいさつがありますか。統一についても、統一できれば韓国経済が発展する、先進強国になるという考えで接近するのは誤りだと思います。
私は統一に対して特別に語りたくありません。先日アメリカの著名な韓国系の政治学者に会ったところ、自分は一生に三度の失敗を犯したそうです。北韓はまもなく滅びるだろうという話を色々な人があまりにも言うので自分もつられて三度発言したところ、既に20年も過ぎて全部嘘になったというわけです。私はその話を聞いてからは絶対に未来予測的な発言をしません。ただし現実自体だけをおいて見るならば、人類社会において前例を探し難い極めてあくどい現実が展開されたということは同意できるでしょう。家族同士の往来はもちろん手紙さえやりとりすることができないですよね。
このような悲劇的現実をめぐっていくつかの当為論だけで接近してはいけません。例をあげます。ある脱北者がソウル大学で講演をしましたが、聴衆はせいぜい2030人でした。その後、彼がある時事週刊誌に書いた文を見ると、日本の東京大学やアメリカの大学で講演した時は200300人が集まって関心を表わして、泣く人もいたというのです。もともと韓国では同胞の話をしているのにそういう状況ですよ。その格差には越えるのが難しい深い溝があると思います。それで、統一問題について韓国の知識社会はもう少し真剣に省察しなければならないと考えます。
 

「蛮夷たちの合唱」

司会:中国が急浮上しています。 アメリカと中国の狭間で生き残るために一層弾力的で柔軟な外交が必要だと思いますが。
 
アン・ギョンファン:各論は違っても答えは一つです。全てのバランスが取れるようにするということ。これまで韓国はアメリカという帝国のそばにいたとすれば、今は新しい帝国として登場した中国がすぐそばにあります。その二国の微妙な利害関係のために、韓半島を中心にしてさまざまなことが起きているのではないですか。 両者の関係をどのように活用するかによって特定の問題では一定の得失が生じるでしょう。
私は、以前から対中関係においていわゆる「蛮夷の合唱」という表現をしてきました。中国と国境を接する国は14ヶ国です。海を挟んで台湾もあります。これらの共通点が中国に対する恐れです。中国の立場から見れば、その辺境国家はどれも蛮夷です。韓国もそうです。それで、我々も中国と異なる辺境国家間の関係を常時念頭に置いて中国と交流しなければならないと主張してきました。日本は韓国と特殊な関係ですね。歴史では被害者が駄々をこねることができる情緒的権利というものもあります。ユダヤ人がそうであるように。
  
イ・ヨンフン:外交では確固たる方針を持たなければなりません。日本となぜ戦うのでしょうか。解放されて70年です。それに、私たちは反日のために存在するのではありません。日本は同盟国ではないですが、私たちの同盟国の同盟国であり、すぐそばの国としてこれまで韓国が経済開発をする過程で重要な協力関係を維持して来ました。だから今は互いに礼儀を守って、過去の歴史のために紛争するのは超越しなければなりません。過去の歴史から自らを解放させるのが真の実存主義的人間の姿であるように、一つの国の真の先進化は自ら過去を清算する時に始まります。
また、韓国は中国の第1貿易国です。両国間では徹底的に互恵的な観点から協力しなければならないですね。対中・対米外交において私たちから曖昧な態度を取れば、中国も勘違いしやすいです。そうでなくても中国側は韓国政府がいったいどんな考えを持っているのか疑問を表わすことが多いのです。 国家アイデンティティを確かにすることと中国と全面的に互恵協力することは絶対矛盾することではありません。

司会:今は国家100年の未来戦略が切実に求められる時のようです。「未生」の大韓民国、一年後の私たちはまたどのあたりに行っているのでしょうか。2015年は「完生」の一年になればいいのですが。お二人のお話に感謝申し上げます。幸せな羊年をお迎えください。



(終り)
 

イ・ヨンフン教授の対談/「韓国号」の航路 1

[大韓民国号70周年] 進歩―保守知識人が提示する「韓国号」の航路

新東亜 2015-01-23
 

日 時:2014128日午前11
  :韓国プレスセンタープレスクラブ
パネラー:
  アン・ギョンファンソウル大学名誉教授、前国家人権委員会委員長
  イ・ヨンフンソウル大学経済学部教授、落星垈経済研究所理事長
司会・整理:キム・ジンス記者jockeydonga.com
 
司会:『新東亜』の対談招請に応じてくださってありがとうございます。 いわゆる「チョン・ユンフェ事件」で国が揺れています。タマネギの皮をむくような連鎖暴露で十分に総体的難局と言える状況にあります。大韓民国の未来を展望しようとするならぱ、最高統治者のリーダーシップを取り上げて論じないわけにはいかないですね。 執権3年目を迎えるパク・クネ大統領の統治スタイルと私たちの政治文化の現実をどのように見ますか。
 
イ・ヨンフン:普通、1945815日に日帝から解放された時を私たちの歴史認識の原点だと考えるでしょう?私は「光復」ではなく「解放」という用語を使いますが、とにかく歴史認識の出発点が70年にしかならないと見るところに問題があります。韓国の知性社会が持つ総体的な知的能力の中から政治的リーダーシップが誕生するのであって、ある一人二人の個人の問題ではないということでしょう。ノ・ムヒョン、イ・ミョンバク、パク・クネ大統領を裸にして批判するよりも、彼らのリーダーシップというのは結局私たちの精神文化の所産だということを知らなければならないということです。
なぜ、ことさら解放70年でしょうか。日帝強占期間の35年は長い歴史から見れば極めて短い期間です。私は、少なくとも300年ほどの歴史的地平を持つべきだと思います。例えば18世紀の英祖・正祖の時に10年、30年単位でどんなことがどのようにあったという程度は、知識社会が常識と感じなければならないということです。日帝治下35年を批判するための歴史意識は非常に短見的です。 これはどこの誰の誤りというよりは韓国社会の精神文化的限界のためでしょう。
政治的リーダーシップは時代の課題を貫く鋭利な知性の能力です。政治は大衆を説得できる叡智と勇気の二つが結びついた高い品格の人間性ですね。ところが、パク大統領にはそれがないです。私が例え「右派」に分類されるとしても、現政権や以前の政府を擁護するつもりは毛頭ありません。ノ・ムヒョン政府も同じです。歴代の全ての政府が時代精神を貫く叡智と勇気を見せるリーダーシップとしては根本的に限界を持っていたと見ます。
 
アン・ギョンファン:自由民主主義国家を誕生させることができた歴史的背景は、光復(解放)と大韓民国誕生の以前から既に私たちの民族が持っていたものです。朝鮮という国が500年間持続した最も大きな理由は、絶対王政ではなかったためです。王と臣下の間でやりとりする意思疎通の構造がありました。 それが後に文民政府とその後の韓国民主主義の根元になったものでしょう。
そのような資産に対して、私たちは清算しなければならない過去のように感じるだけで、現在の民主政治に適用しようとする思いを持てません。不毛の国から国際社会に類例がない発展を成し遂げる過程において、産業化の勢力と民主化の勢力が適切に結合してここまで成功したわけですよね。 したがって、急ぐ心で目に見える数字上だけで先進国への到達を望むのは警戒しなければなりません。過去の歳月は急速に発展したので社会的にどれくらい無理があったでしょうか。 今はその無理をした部分を緻密に問い詰めてこそ前に向かって進むことができます。
大統領のリーダーシップももちろん重要です。ですが、基本的に一個人のリーダーシップは社会全体のシステムをどれくらいよく活用するかにより成否が分かれるものではないですか?そうした点で、パク大統領は韓国の民主主義システムを積極的に活用して推奨する習慣と経験が不足しています。 大統領は国家元首ですが、行政府の首長であると同時に国会と協力しなければならないパートナーです。君臨する存在ではありません。それなのに、パク大統領はパク・チョンヒ元大統領の時期の体質をそのまま現システムに適用しようとしています。













 









安倍総理とパク大統領の日程

イ・ヨンフン:パク大統領の統治リーダーシップが問題だということに同意します。先日、インターネットサイトを検索したら、韓国人が嫌いな日本の安倍総理とパク大統領の日程を比較していましたが、安倍総理は一日に10の日程を消化していました。午前1022分に自民党政調会長団と会った、35分後には市内のどこへ行って何の会議に参加して演説をした、再び40分後にはまた何をした…. 一日を分単位で分けて200300人に会ってアジェンダを与えたり報告を受ける超人的な日程を消化して広範囲に意思疎通をするから、日本という大きな国全体が総理中心に回ります。
 ところが、パク大統領の一日の日程は3つ程度です。公式サイトに載っているものを見れば、午前12個、午後12個。それもどこで演説した、会議を主宰した、そういう程度です。 夕方の時間以後は「ブラックホール」です。 この点に深刻な個人的欠陥があると思います。国家と社会という経営体をそれぞれ違った分野で導くリーダー、その組織構成員との絶え間のない接触を通じて持続的に意思疎通して、アジェンダを付与して、討論して、新しい問題を提起して、意見が分かれる時は妥協するべきではありませんか。こういうことが欠如すれば問題でしょう。
それなら、以前の大統領は違ったでしょうか。国家経営にあって大きなビジョンを出すことができなかったり誤った方向を提示したという面では皆同じだと思います。私は政治的リーダーシップの問題は、政治家個人だけの責任というよりは究極的に韓国の知識社会の弊害のためだと考えます。
 

後進社会の知識人

アン・ギョンファン:10年ほど前、ある日本人が私に「韓国ではまだ知識人の役割が強調されるのが本当にうらやましい」と言いました。しかし、統合的知恵を持つ知性が可能でしょうか。それぞれの専攻分野と利害関係が異なるでしょう。統合的知性というものはありえなくて、知識人の役割が強調されるということ自体がすなわち後進社会であることを意味します。政治を含めて社会全体の知性水準が向上しなければなりません。
 
イ・ヨンフン:今日の韓国政治の現実は、過去の歴史の解釈をめぐる分裂に大きな原因を探すことができます。分裂は未来を共有できないために発生します。分裂が好きな人はいないでしょうが、セヌリ党という与党と新政治民主連合という野党の主な構成員が持つ歴史意識は大きく異なります。過去の歴史を見る目が違うからです。だから先進国への進入だとか統一だとか騒ぎながらも、どちらの一方も国民に対して統合的で未来指向的なアジェンダを出すことができません。10年、20年、30年後の韓国社会がどのあたりまで行っていなければならないかというビジョンについて共有することもせず討論することもありません。この間隙は簡単に克服するのは難しく、次世代でなら解決されるでしょうか。
 
司会:パク・クネ政府はイ・ミョンバク政府と同じように保守を標榜しています。だとしても、政権の序盤期に独断的な国政運営と腐敗・不正疑惑で汚された前の政府の誤りについて真剣な省察が先になければならないという一部の指摘もあります。
 
アン・ギョンファン:私はちょっと違う考えを取ります。現政権と以前の政府が同じ根元から出たというのはそのとおりです。以前の政府の誤りがあればもちろん正さなければならないですね。しかし、一例として4大河川事業の場合、まだ確実な善悪関係が決まったわけではないですね。例えば518民主化運動のような明白な事件とは違う次元の問題でしょう。それに、腐敗と不正があったということを明らかにするには時間がかかります。
新政府が樹立されるや否や先の政府の誤りを優先的に処理して行かなければならないとは思いません。むしろ、これとは別に、パク・クネ政府が提示した創造経済とか経済民主化というビジョンに関連してどれだけ国民が納得するほどの後続措置を出したかという部分で信頼感を失ったことがより問題でしょう。「四・資・防」(4大河川事業・資源外交・防衛産業)などの問題はこれから適正な手順を踏んで解決しても遅くありません。
 
イ・ヨンフン:資源外交の場合、政策の推進過程で失敗したのであって、意図的に不正な資金を作ったり着服するためのものではなかったようです。 4大河川事業にも賛否両論がありましたが、その副作用もまた政策の失敗のためだったと考えます。
ただ、韓国社会で各種の腐敗・不正が絶えないのには二つの要因が作用していると思います。一つは、既得権を当然とする階層が広範囲に形成されたためです。頂点に位置するのが私のような教授の職の者で、すぐ下に公務員、もう少し下には記者、大企業の社員、その下は公企業及び金融機関の職員でしょう。 韓国ではこれらの者が貴族です。彼らを皆合わせても国民全体の10%にしかなりませんが、残りの90%は昔で言えば流浪する下層民というところでしょうか。こういう構造が過去2030年の間に形成されました。これらの特権階層が既得権を維持しようと学縁・地縁などの集団縁故主義を公然と再生産するのです。ソウル大学原子力工学科の先輩後輩が原子力発電所に位置を占めて互いに面倒を見ている状況を見てください。 このように身分制的な階層がまだ強固です。
二番目に、私たちの精神文化が、一見優秀な面もありますが、基本的にはお金と地位など物質主義を指向するためです。韓国人に「誰が一番幸せな人か」と尋ねるアンケート調査をすれば、「ビル・ゲイツ」と答える比率が全世界で一番高いわけです。物質主義指向と身分制的な社会編成が結びついて不正腐敗が絶えないこの慢性的な構造を果敢に打破することが先進化だと考えます。
 
 
 
体系のない経済政策
 
アン・ギョンファン:どこでも中産層がしっかりしていてこそ国が堅固です。ところが、私たちが中産層を判断する基準は何坪のアパートに住んでいるか、どんな車に乗っているかというように、大多数の指標が物質的でしょう。反面、ヨーロッパなどでは中産層の判断基準は多様です。 母国語でない外国語で自分の考えを言えるか、直接参加して楽しむスポーツがあるか、楽器を扱うことができるのか、定期購読する時事雑誌があるのかなどです。収入は単に一つの要素であるに過ぎないでしょう。 低級な資本主義文化が普遍化した韓国ではそうは行きません。
また、小規模な集団意識が非常に強いです。 社会が多元化して縁故主義はかなり克服されたものと思いますが、むしろ新しい形態に分化しているようです。マスコミでも、誰かが何かの席に上がればどの学校の出身なのかから問い詰めますね。実際、目に見えない特権を最も多く享受するのが教授です。社会が与える漠然とした価値付与というものがありますね。しばしば大学に身を置けば知識人だと思われますが、各分野の最高の人材は大学の外の現場にあります。
 
司会:生きて行く問題は誰にとっても重大です。長期不況などで危機に瀕した韓国経済を生き返らせるにはどんな努力を傾けなければならないでしょうか。
 
イ・ヨンフン:今の経済状況を総合的に把握して診断するコントロールタワーがないというのが問題です。現政権になって地下経済を陽性化するといって経済民主化、また、最近では規制の廃止など色々な話をしていますが、重心がないです。確実なメッセージがないのです。 過去の我が国の経済政策に立派な点があったとすれば、196296年の高度成長期に、政府はこれからこれこれの仕事をするから国民が経済的補償を受けたり成長を試みるには何をどのようにしなさいということを、一貫したメッセージとして伝達したのです。それが社会全体の生産的エネルギーを動員するのに大きな役割を果たしました。 今はそうではありません。
私は左右のどちらも批判します。パク大統領が規制を廃止するといって小規模商工人を呼んで集めましたね。路上で貨物車による移動商店を運営する自由、江原道の清浄地域にパン工場をたてる自由…。そういう自由はいけません。私たちの経済の最も深刻な問題は、国際競争力がない零細小企業と小商工人が全体事業体の3分の2、従業員の3分の1を占めていることですよ。従事者が非常に多くて自分の肉を削るような出血競争をする自営業者たちを呼んでおいて、自由をより多く与える方向で規制廃止をする? 基本的に政策の体系が捉えられていません。
 
アン・ギョンファン:私は経済分野はよく分かりませんが、李教授のお話のように、私たちの経済が今まで成長して来たのは、国家が「大きい者」中心に引っ張ってきたのではないですか、大企業中心に。産業化の担い手もエリート、良い大学を出て行政高等試験に合格した人々が中心になりましたね。 今は国の規模が大きくなったのでそんなことだけではできないと思いますが。それで、先ほど李教授がおっしゃった10%ぐらいの既得権階層を引いた残りの90%のための政策も必要ですよね? それで出てきたのが経済民主化、同伴成長などです。ただしその趣旨は良いが、ほとんど実現することができないのが問題でしょう。非正規職の問題だけ見てもそうでしょう。 国家の財源不足を言いながらも、結局富裕層の増税はしないという原則を立てます。 絶対多数の人々が疎外される不平等が続きながら極端化する雰囲気にブレーキがかからないから、今このように苦労しているのではないでしょうか。実際、保守の価値というものはどれくらい良いものでしょうか。私は「本当の保守」を「進歩」と呼びます。 強者の美徳をもって弱者たちを温情や制度によって世話して行くのが保守の真の価値ではないですか?  ところが、システムはそういう部分をさらに押さえ込んで排斥する方向に流れます。飢える者はいなくなるべきで、持つものが無い人はたとえ無能でも最小限国家が見守らなければなりません。福祉に連結されるべきです。


(続く)



イ・ヨンフン教授の集中講義


大韓民国の国作りの歴史3
 
 
 
大韓民国の国作りの歴史2
 
 
 
大韓民国の国作りの歴史1
http://www.youtube.com/watch?v=8RdyTCTMRGw
 
 
 
 
 
 このブログは、もともとはイ・ヨンフン教授の勝手連みたいなものなのだが、実は、彼の声は今回初めて聞いた。すごい低音だなあ。
 
 
 
 

イ・ヨンフン教授 学会の会長に


イ・ヨンフン教授、韓国制度・経済学会新任会長に選出
『大韓民国の歴史』の著者、任期2年


2014.03.02  メディアペン
http://www.mediapen.com/news/articleView.html?idxno=20403




 イ・ヨンフン ソウル大学経済学部教授(63)が、最近開かれた韓国制度・経済学会の定期総会でミン・ギョングク江原大学教授の後任の新任会長に選出された。

 新しく会長となったイ・ヨンフン教授は、ソウル大学校経済学部を卒業した後、同大学で修士および博士学位を受け、ソウル大学経済研究所所長と経済史学会会長を歴任した。イ教授は、その間、青藍賞、耕岩学術賞と全経連主催市場経済大賞などを受賞した。

 イ教授は、昨年、解放以後1988年までの建国と産業化、民主化などの国作りの過程を自由民主主義の見解から記述した『大韓民国の歴史』を出版して話題を集めた。イ教授は、この本を通じて左派の植民地反封建イデオロギーと民衆史観を批判して、自由の理念に立って新しい国を建てたのは立派な選択であったという史観を取った。 イ会長の任期は3月から2年間だ。

イ・ヨンフン教授は受賞の年

連市場経済大賞にイヨンフン ソウル大学
カンキュヒョン授は寄稿部門大賞、イインホ名誉教授は功
 
2013.12.06 メディアペン
 
 イヨンフン ソウル大学(経済学)が、6日、全国経済人連合が主管する市場経済大賞の著述部門大賞受賞者に選ばれた。 カン・ギュヒョン明智大学授は寄稿()部門大賞、イインホ ソウル大学名誉教授は功賞を受けた。
 イヨンフン授は、今年刊した『大韓民国歴史』で大賞を受ける栄誉を享受した。『大韓民国歴史』は、自由民主主義と市場経済、大韓民古い法秩序に基づいた正統史で李承晩前大統領など建勢力と朴正熙前大統領の産業化勢力などにして述した。
 この本は、左派が李前大統領と朴前大統領など産業化勢力を蔑視して、金日成北韓共産政を美化するようなイデオロギめることにして反論しつつ、成功した大韓民国の現代史を浮上させたという評を受けている。 この本は右派の現代史確立に新しい地平を開いたと見られている。
 カン授は、朝鮮日報など主な媒体への寄稿を通じて左派偏向の科書と現代史にする否定的な史認識などをく批判して、大韓民国の正統性に立った正しい論理を明した。
 
 
 
 
 
 
24回市場経済大賞受賞の所感を述べるイ・ヨンフン教授
 
2013-12-18 ニュースウェイ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 18日午前、ソウル汝矣島(ヨイド)の全経連会館1階カンファレンスセンターで「2013年第24回市場経済大賞」授賞式が開かれた。 出版部門大賞を受けたイ・ヨンフンソウル大学教授が受賞の所感を述べている。
 
 
 1990年から我が社会の自由民主主義と市場経済価値の守護に寄与した人物と機関を発掘して顕彰する全国経済人連帯会議第24回市場経済大賞の授賞式が、18日午前、ソウル汝矣島の全経連会館で開かれた。第24回市場経済大賞の受賞者は次のとおりだ。
 
▲出版:大賞『大韓民国歴史』イ・ヨンフンソウル大学教授、優秀賞『応答せよ、自由主義』アン・ジェウク慶煕大学副総長、『李承晩と企業家時代』キム・ヨンサム京畿コンテンツ振興院検査革新役論文:優秀賞『教育規制の経済分析』チョン・ヨンドク大邱大学教授寄稿:大賞カン・ギュヒョン明智大学教授教育:毎経子供経済教室文化芸術:チェ・コンジェ次世代文化人連帯代表功労賞:イ・インホ牙山政策研究院理事長
 
 
 
 
別ニュースの授賞式の様子

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『大韓民国歴史』国作りの足跡1945-1987
 
韓国の政治と社会は深い内面の分裂を抱えていて、それは絶えず政治と社会の大小の葛藤と対立として表れている。国民の誰もが愛国心として共有する国家の歴史がまだ成立していないのが実情だ。 こうした残念な現実に対する学者の決意は断固としている。
「大韓民国の国民が誇りを持って共有する歴史を新しく書く必要がある。今まで書かれて教えられた大韓民国の歴史は、この国が立てられて発展してきた歴史を正当に評価しなかった。だから、歴史がかえって国民を分裂させる役割をした。 そのような分裂の歴史ではなく統合の歴史を新しく書く必要がある。」
 
 
 
 
 
<コメント>
 イ・ヨンフン教授については、今年、韓国最高の学術賞とされる耕岩学術賞を受けたというニュースもありました。彼の言説は、紆余曲折を経て結局は韓国社会に受け入れられたと言えます。もちろん左系の人たちは決して認めないだろうけれども知識人層あるいは経済界から認められたわけで、そのためか、今はマスコミも彼の悪口は書かなくなり、どちらかと言えば好意的になったようです。
 
 
 

イ・ヨンフン教授、韓国の最高学術賞を受賞

イ・ヨンフン教授ら5名、耕岩学術賞の受賞者に
賞金2億ウォンずつ、118日に授賞式
 
2013/09/17 文化日報
 
釜山の代表的郷土企業家太陽社のソン・クムジョ(宋金祚)会長が設立して国内最高の学術賞に成長した第9回耕岩学術賞の5つの部門の受賞者が選ばれた。 耕岩教育文化財団(翻訳者注:「耕岩」は宋金祚さんの号)は、今年の耕岩賞受賞者として、人文社会部門にイ・ヨンフン ソウル大学経済学部教授、自然科学部門にチャン・ソクポクKAIST(翻訳者注:韓国科学技術院から改組された国立大学)教授(化学)、生命科学部門にイ・ミング延世大学薬理学教室教授、工学部門にペク・チョムギ釜山大学教授(造船海洋工学)、特別賞にキム・デジュン朝鮮日報顧問を選定したと17日明らかにした。授賞式は来る118日に釜山海雲台のヌリマルAPECハウスで開かれ、各受賞者にはそれぞれ2億ウォンの賞金が授与される。
 
 イ・ヨンフン教授は数量経済学の方法論を韓国経済史に適用して長期数量経済史の新しい道を切り開き、チャン教授は炭素―水素結合活性化など有機触媒反応分野に画期的な発展を成し遂げた功労を認められた。イ・ミング教授は細胞膜輸送分野の最高級研究者で、細胞物質移動に関する研究を通じて難治性肺疾患を治療できる方向を提示した。 ペク教授は船舶海洋プラント安全設計のための非線形構造力学分野の権威者で、基礎固有技術の研究開発はもちろん産業的実用化にも卓越した業績を残した成果を認められた。財団のチン・エオン理事は、「イ・チャンム前ソウル大学総長など27人の審査委員が、60人余りの推薦対象者に対して現在の最も旺盛な活動と業績を上げた学者を選定した。」と明らかにした。
 
 
 
 
 
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Chaamiey

Author:Chaamiey
別名 茶阿弥
男性 熊本県在住
写真は元飼い猫のちゃあみぃ

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