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「日本」を裁いたソウル中央地裁の判決要旨

ソウル中央地方法院2021.1.8.宣告2016カ合505092判決〔損害賠償(キ)〕:確定・・・・ 200
 日帝強占期に強制動員されて「慰安婦」生活を強要された甲らが日本国を相手に慰謝料支給を求めた事案で、甲らに対する一連の行為は日本帝国によって計画的、組織的で広範囲に強行された反人道的犯罪行為であって国家免除を適用できず、日本国は日本帝国の不法行為で甲らが受けた精神的苦痛を賠償する義務があるとした事例

 日帝強占期に強制動員されて「慰安婦」生活を強要された甲らが日本国を相手に慰謝料支給を求めた事案だ。
 国家の主権的行為は他の国家の裁判権から免除されることが原則という国家免除の国際慣習法によっても、国家の全ての行為に対して裁判権が免除されるので主権を持つ国家ならば例外無く他国の裁判権行使から免除されるべきであると見ることはできず、一定の場合には例外が認められなければならないところ、甲らに対する一連の行為は日本帝国によって計画的、組織的で広範囲に恣行された反人道的犯罪行為であって国際強行規範に違反したものであり、当時日本帝国によって不法占領中であった韓半島内で大韓民国国民甲らに対して恣行されたものであり、例えそのような行為が国家の主権的行為だとしても国家免除を適用できず、例外的に大韓民国の裁判所に裁判権があると見るのが妥当だが、日本帝国は中日戦争と太平洋戦争など侵略戦争の遂行過程において軍人たちの志気の高揚及び民怨発生の低減、軍人に対する効率的統率を追求するためにいわゆる「慰安婦」を管理する方法を考案し、これを制度化して法令を整備して軍と国家機関で組織的に計画を立てて人材を動員、確保して「慰安所」を運営して、当時10代初中盤から20才に過ぎない甲らは、「慰安婦」に動員された以後日本帝国の組織的で直間接的な統制下に本人の意志とは関係なく強制的に軍人の性的行為の対象になり、当時の国際条約、一般的な国際慣習法と日本帝国の国内法、戦後戦争犯罪に関する国際刑事裁判所の憲章などを総合すれば、上のような行為は当時日本帝国の韓半島と韓国人に対する不法な植民支配及び侵略戦争の実行と直結した反人道的な不法行為に該当して、それによって甲らが精神的苦痛を受けたことは経験則上明白なので、日本帝国の後身として同一性が認められる日本国は上のような不法行為によって甲などが受けた精神的苦痛を金銭ながら賠償する義務があり、このような甲らの日本国に対する損害賠償請求権は「大韓民国と日本国間の財産及び請求権に関する問題の解決と経済協力に関する協定」及び「2015年日本軍慰安婦被害者問題関連合意」の適用対象に含まれないので、上の協定などによって甲らの損害賠償請求権が消滅したと見ることはできない、とした事例だ。



<資料出処>
 「大韓民国法院」ホームページの「判例速報」中の今月10日作成の「2021. 3. 10 各級法院(第1、2審)判決公報要約本」
https://www.scourt.go.kr/portal/news/NewsViewAction.work?pageIndex=3&searchWord=&searchOption=&seqnum=7569&gubun=4&type=5



<コメント>
 これは歴史に残る画期的な「名判決」のはずだが、判決から2ヶ月たってようやく判決要旨が出て来たくらいで、判決全文の広報資料は見当たらない。やっぱり恥ずかしい判決だという気持ちがあるから大々的な広報はしたくないのかな。






 

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テーマ : 韓国
ジャンル : 海外情報

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こんばんは!

早速のお返事ありがとうございます!→「これからはこっちで行け」と誰かが号令を掛けている< かも知れないですね。 

韓国は、自分では変われない・変わらない国です。ゆえに、まったくの想像ですが、外圧によるものなのかも知れません。米国務省あたり!?→韓国担当部局→大統領!?→司法。

No title

却下でしたね。これが、裁判官たちが法と良心に従って自分で判断した結果ならばけっこうなことですが、昨日の判決といい今日の判決といい、「これからはこっちで行け」と誰かが号令を掛けているだけかも知れないですね。

速報です!

速報(前投稿の続報) 韓国の第2次イアンフ訴訟の判決→却下です。判決理由は、国際法の「国家免除」適用です。第1次訴訟とは正反対の結論です。おもしろくなってきました。

それでも最高裁(大法院)まで行って→逆転判決ありえますw 第1次訴訟は、確定していますから、韓国としては収拾難しい!と思います。

おはようございます!

この件、判決が出る前に予想を入れておきます。

きょう韓国の地裁で、延期されていたイアンフ第2次訴訟の判決があります。1月は、原告全面勝訴→日本政府は裁判自体を無視(もちろん出廷もナシ)→確定しました(執行段階です)。きょうの判決はどうなるでしょう。

基本的に前回(1月)と同じ→それだと日本に無視されると確定してしまうので、何らかの小細工をして、原告から高裁へ(さらに最高裁へ)上訴できる余地のある判決もありえます(韓国だからw)。

具体的には、原告を勝訴させるも一部敗訴をいれる(損害額を全額認めない1億ウォン→8000万ウォンとか)判決にする!です。すると原告から上訴できるという裏ワザです。そして、最高裁で原告「全面勝訴」判決のシナリオです。これ以外の判決だと日本側に実質敗北です。さて、どうなりますか!?

No title

延期された裁判は、3月24日に審理再開だということでしたね。どうなりますことやら(笑)

こんばんは!

本文及び管理人さんのコメント、 h2bさんの投稿、拝読いたしました。イアンフ判決、4月かなんかに別件の延期された分の地裁判決も出ますよね。これも被告とされる日本政府に、無視されていますから、この判決も地裁で確定です。後戻りできなくなります。日本としては望むところです。
 
 本文判決要旨を読みますと、「徴用工」判決と同じ理屈、原告主張の「請求権」は、1965年の条約付属協定の「請求権」に含まれない< (下から2行目)です。徴用工の場合は、在韓日本企業(向こうでいう「戦犯企業」)の韓国内資産が、判決執行の対象となるので応訴せざるを得ません(その現金化は日本の報復措置予告で停滞中w)。被告が外国(政府)だと無視されたらおしまいです。

No title

慰安婦問題をICJに付託する意見を意外にも?元慰安婦の李容洙氏が主張してましたが、韓国政府は乗り気ではないようですね。竹島問題でヤブヘビになると恐れているからかな。
日本政府は折角の当事者の意見に乗じ・・尊重して慰安婦問題そして竹島問題、日韓のしこりになっている二大案件を国際法廷で片付けることを提案してもいいと思います。まあいつもの反応になるでしょうが
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Chaamiey

Author:Chaamiey
別名 茶阿弥
男性 熊本県在住
写真は元飼い猫のちゃあみぃ

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